「社史・創業者伝」の制作ポリシー

私たちの「創業者伝・社史」の特徴

私たちがお手伝いしている「創業者伝・社史」は、いわば「注文住宅」です。「注文住宅は」、設計者が、お客さまがどういう家に住みたいかをうかがい、その内容をまとめて、設計案にまとめます。

私たちの「創業者伝・社史」の特徴も、できるだけお客様の希望や想いに応える内容と仕様を目指しています。従って、ある程度の時間をかけて完成することになります。具体的には、

  • お客さまの希望(イメージ・仕上がり仕様・スケジュール・ご予算)をうかがい、過去の実績などをご覧いただきなら、企画案を提出します
  • 企画案の内容の修正や追加をして、企画仕様を固めてから、平均10回ほどの取材をお願いします。取材内容を原稿にしてから、さらに内容の確認をしていただきます
  • 仕上がり仕様で(表紙カバー・表紙回り・カラーページ・本文レイアウトなど)の案を提出し、ご希望を盛り込んだ仕様を決めた上で、ゲラづくりを行います
  • 最終校正を2〜3回行ってから、印刷・製本です

したがって、企画案の提出から印刷・製本の完成まで、だいたい6ヶ月〜1年程度が必要になります。

途中で予期せぬ出来事〜リスクコントロールがむずかしいケースも

ある会社社史のお手伝いをしていた時、会長である創業者の方が途中で亡くなるという出来事が起きました。取材はかなり進んでいたのですが、原稿内容の確認以降の作業は、まだ手が着いていませんでした。この時、社史編纂は中止となりました。

しかし、結果として、3年後、同社の社長の決断で、この編纂作業が再開し、社史が完成しました。このような予期せぬ出来事が起きることもあります。けれども、私たちは中断するまでかけた時間・費用を無にせず、できるだけ完成することをお勧めしています。

反対に完成しないで、そこで中断されたままですと、多くはその作業は日の目をみないでしょう。かりに、後々もう一度取り組んだ場合、ゼロからスタートでは、時間や費用が無駄になってしまいます。

予想以上の期間がかかったとしても、最後まで完成してこそ、亡くなった方への感謝とご報告になると考えています。

後継者の方の熱意や創業者の背中を押すことが重要

依頼をいただいた各社は業界・業種、社歴、規模などさまざまです。その中で特徴的なことは、多くの創業世代は「これまで無我夢中で走ってきた。いま、次世代にバトンタッチをして、一口で自分の足跡を話せと言われても…」とか、「自分は精一杯やってきたけど、果たして本にまとめる程の立派な内容か」など、出版に対するためらいや迷いを抱いている方もいらっしゃいました。

でも、次期後継者や創業者の周囲の方が「是非、創業者の足跡を遺したい」「○○年記念として社史をまとめておきたい」という熱意や意思があると、創業者も「その気になる」、「背中を押されたような気持ちになる」。そして、出版に踏み切るケースが多いのです。

創業世代の方の多くは、謙虚で、自己アピールは苦手です。 でも、創業者の足跡や社史は、二つとはないその会社の「かけがえのない宝物」です。

私たちは、「創業者伝・社史」の出版は、たんに過去を振り返るためではなく、未来に向かって進んでいくため、その会社組の精神的基盤を確認するために価値があると考えています。

お問い合わせ

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